化粧品の成分表示を見ると、上位に配合されているグリセリン。
有名な美容成分じゃないし…と、
なんとなく「聞いたことはあるけど実は知らない」成分じゃないでしょうか。
化粧品に配合されているグリセリンについてまとめてみました。
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化粧品に入っているグリセリン、どんな成分なのか
グリセリンは化粧品のベースとなる保湿剤です。
ヤシ油やパーム油などの天然油脂を高音・高圧で加水分解すると、
脂肪酸とともにグリセリンが得られます。
☆加水分解とは☆
水がある状態で、強酸やアルカリ、熱を加えることで発生する
化学物質の分解反応のこと。
グリセリンの特徴
グリセリンを配合することで、他の成分を溶けにくくしたり、
冬場など、気温が低くなっても固まりにくくなったりします。
グリセリンはそれ自体が保湿剤としての役割がありますが、
ヒアルロン酸などの他の保湿成分と併用することで、
伸びがよくなり、さらなる保湿効果をうむことができます。
温感化粧品としてのグリセリン
最近よく見かけるようになった、温感化粧品。
代表的なものは、使うと温かくなるクレンジングジェルでしょうか。
ああいったジェルが温かくなるのは、
水とグリセリンが混ざったときに起こる溶解熱によるもの。
成分表示を見たときにグリセリンが最初に表記されている場合は、
温感化粧品であることが多いです。
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