ビタミンは、ミネラル、食物繊維と並んで、3大栄養素の代謝をサポートする副栄養素です。
この副栄養素3つの中で、「美肌」と聞いて思い浮かべやすいのがビタミン。
例えば、ビタミンCの美肌効果はこのサイトでも何度も紹介しています。
ですがそれは、化粧品としてのビタミン。
ビタミンは体にいいと言いますが「何が体にいいの?」とか
「ビタミンを取らないとどうなるの?」とか、即答できないことって多いはず。
ビタミンと美容についてのまとめです。
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ビタミンを取らないと肌はどうなる?美肌にいいと言われている理由
ビタミンは3大栄養素である「たんぱく質」「炭水化物」「脂質」の代謝を高め、
細胞を活性化させたり免疫を高めたり、という作用があります。
シワやシミなどのエイジングケアにも効果を発揮し、抗酸化力のあることで知られています。
もしビタミンが足りないと体は…
ビタミン不足になると3大栄養素が体内でエネルギーに転換されなくなります。
そうなると、イライラや倦怠感が出てきてしまうことに。
また肌に栄養が行き渡らなくなってしまうので
コラーゲンの原料不足→シワやシミ等の肌老化の加速につながります。
肌荒れや大人ニキビが治りにくくなることも。
ビタミンにはどんなものがある?効果的に摂取しよう
ビタミンには水に溶ける「水溶性ビタミン」が9種類、
脂とともに摂取すると吸収が良くなる脂溶性ビタミンが4種類。
脂溶性ビタミンには、ビタミンA・D・E・Kがあります。
ではビタミンの種類別に、
どんな働きがあるのか?や、どんな食べ物に含まれているか?を見てみましょう。
ビタミンAの効果と多く含まれる食品
ビタミンAは、体の中から湧き出るような肌の弾力を作り出すもの。
シワ対策化粧品によく使われている「レチノール」はビタミンAの一種です。
ビタミンAは体内で作り出すことができないので、食事として摂取する必要があります。
ビタミンAが多く含まれている食品は
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ただしビタミンAは摂取し過ぎると嘔吐や発熱などの症状が出る場合も。
ビタミンAの過剰摂取が気になる方はβカロテンの摂取を。
βカロテンは緑黄色野菜に多く含まれる成分で、
ビタミンA不足のときにレチノールというビタミンA成分に変換されます。
ビタミンB郡の効果と多く含まれる食品
ビタミンB郡は細胞にエネルギーを供給します。
肌や髪にハリを与え、肌荒れやニキビを防ぎます。
ビタミンB郡には、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン
など8種類があります。
ナイアシンは抗酸化力の強い成分で、コラーゲンの生成を助けます。
ビタミンB郡が多く含まれる食品は
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など。
ビタミンCの効果と多く含まれる食品
ビタミンCは、美肌の味方とも言える成分。
シミやくすみの予防効果や、抗酸化作用、コラーゲンの生成など、エイジングケアの要です。
ビタミンCは水溶性なので、化粧品で使う場合は化粧水であることが多いです。
ビタミンCを多く含む食品は
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など。積極的に摂取したい成分です。
ビタミンDの効果と多く含まれる食品
ビタミンDは肌を再生させる作用があり、アトピー性皮膚炎の治療に使われることも。
日光にあたることで体内で生成されるので、
ほどよく日光にあたることが必要です。
ビタミンDが多く含まれる食品は
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など。
特に魚類に多く含まれています。
ビタミンEの効果と多く含まれる食品
ビタミンEの別名は、「若返りのビタミン」
老化を促進する活性酸素から赤血球を守り、血行を促進します。
ビタミンEが多く含まれる食品は
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など。
それぞれのビタミンの働きを簡単に知って、普段の食事に取り入れていきましょう^^
ミネラルや食物繊維についてはこちらからどうぞ。
→→美肌に欠かせない栄養素ミネラル。本当の効果と多く含む食品は
→→効果は便秘予防だけじゃない!美肌の栄養素「食物繊維」がエイジングケアに良い理由
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