肌の中でも、一番外側にあって外気から肌を守っている角質層。
この厚さは約0.02ミリ。
それだけの厚さの中で、肌の水分を保持しています。
そして、肌の角質層の理想的な状態のことを「ラメラ構造」が整っている、という表現をします。
でも、「ラメラ構造」なんて普通に生きていて耳にする言葉ではありませんよね。
肌の保湿の鍵になる「ラメラ構造」って何なのでしょうか。
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ラメラ構造って何?肌の保湿を考えるならこれを目指せ!
角質層の構造は、よくレンガとセメントに例えられます。
角質がレンガなら、角質細胞間脂質はセメント。
積み重なったレンガを、セメントである細胞間脂質はしっかりとつなぎとめて、
肌の水分を守ったり、肌バリアを正常にしたりします。
このとき、角質細胞同士がぴったりと隙間なく並んでいることが重要で、
重要な働きをするのが、角質細胞間脂質の「ラメラ構造」です。
この肌細胞の中の角層に
こんな感じで並んでいるのがラメラ構造をした角質と細胞間脂質。
「セラミド」とありますが、「角質細胞間脂質」と読み替えて大丈夫です。
水分をサンドイッチのように挟み込んでいる角質細胞間脂質。
このラメラ構造に入り込んだ水分は、
湿度が0%になってしまっても蒸発することはありません。
つまり、「水分がきちんと保持されている状態」とか
「角質のキメが整っていて潤いが十分」とか、そういう状態のとき
角質ではラメラ構造がきちんと機能しているということです。
ラメラ美容法とは?新しく生まれた「ラメラ」に着目した美容法
ラメラ構造が乱れると、肌の水分は蒸発しやすくなりますし、
肌バリア機能も弱くなっていきます。
そこでラメラ構造に着目したのがラメラ美容法と言われるもの。
提唱している会社によって違いはありますが、
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ということによって、肌の潤いを保持しようという美容法です。
代表的な化粧品としては、イシュタールなんかはラメラ美容を取り入れてますね。
使用感の違いがわりとしっかりと出ます。
リン脂質とは?
こちらの記事にも詳しく説明していますが、
リン脂質とは体内に存在する脂質の中の1つ。肌の老化防止の作用があります。
細胞膜を形成する主成分の1つです。
この中でよく知られているのが「レシチン」
これって化粧品に配合されていることもありますよね^^
やっぱり肌には保湿が大事。乾燥にはきちんと対処しよう
ラメラ美容法もそうですが、
「肌に水分を保持できる機能を持たせる」ということは、
エイジングケアの上ではとっても大事です。
ただ単に、水分を与えるというのではなく、
「水分を守れる肌の状態」に変えていかなければいけません。
水分不足はシワやたるみ、毛穴の開きにつながります。
なんか肌の調子が変わってきたと思ったら、まず保湿を考えましょう^^
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