化粧品のベースとなる水性成分である「PCA-Na」
耳にすることが多い成分ではないので、
配合成分を見て「あれ?」と調べてみることもあるのではないでしょうか。
PCA-Naについてまとめてみました。
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PCA-Naって何?実は重要な成分だった
PCA-Naは乳酸Naと同じく、NKF(天然保湿因子)を構成する成分の一つ。
(参考:化粧品配合成分 乳酸Na)
サトウキビなどの糖蜜から作られたグルタミン酸(アミノ酸)から合成されます。
PCA-Naは天然保湿因子の中の12%を占めています。
天然保湿因子は、直接的に肌の水分を保水している部分。
スポンジのように、水を吸水します。
そのため、PCA-Naは吸湿力と保湿力がとても高く、
洗顔料などに配合されると、洗顔後のつっぱり感が減少します。
PCA-Naは体内で作ることができる保湿成分
表皮で作られているタンパク質は、
角質層の下から上に押し上げられるときに、アミノ酸に分解されます。
そのときにできたアミノ酸のうち、グルタミン酸が角質層内で代謝を受けて、PCAが作られます。
こんなふうに、PCAは体内で作られる保湿成分で、
実はけっこう馴染みの深い美容成分なんですね!
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