寒くなってきたときや季節の変わり目など。
お肌がなんだかカサカサしたり、肌荒れが目立つようになったり。
こういうことってよくありますよね。
こうした肌のトラブルを避けるための対策として、
肌のバリア機能を高めることがとっても効果的です。
「肌のバリア機能を高める」ねぇ。
そうしたほうがいいんだろうけど、
イマイチ方法がよく分からないよねorz
どうやってバリア機能を高めるの?
肌のバリア機能を高めないままに温度や湿度などの周りの環境が変化すると、
肌にはこんなトラブルが。
→→季節の変わり目は肌の調子が悪い!原因と対策を知ってケアしよう
こうならないためにも、肌のバリア機能の高め方を知っておきましょう。
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皮膚のバリア機能はどうやって高める?その方法は
まず、肌のバリア機能が低下してしまう理由は、
「今までとは違う変化に肌が対応できなくなる」ことが原因。
温度や湿度もそうですし、環境の変化もそうです。
そしてこういう、「肌のバリア機能が低下する」原因には、
大きく2つの種類に分けることができます。
それは「内的要因」と「外的要因」の2つ。
肌のバリア機能が低下する内的要因は?
内的要因というのは、体の中が原因となっているもの。
肌のバリア機能を低下させる要因になっているものを
いくつか上げてみましょう。
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これらはある程度は、生活の中で改善することが可能です。
肌のバリア機能が低下する外的要因は?
外的要因は、自分の体以外のことが原因になっているもの。
これは自分ではどうしようもないことがありますよね。
どんなものがあるでしょうか。
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これらに関しては対策が必要です。
肌バリア機能が弱くなってしまう要因はいろいろありますが、
一番の原因となっているのが「乾燥」
アレルギー体質の方は他の要因も大きいかもしれませんが、
それでも乾燥は、肌バリア機能を高める上でとても重要です。
乾燥して角層の水分が少なくなると、外からの菌やウイルスが入りやすい肌になり、
それによって炎症になった肌がかゆくて悪化する。
すると肌が傷つき、バリア機能がさらに低下する。
こういう悪循環でバリア機能が弱くなってしまいます。
最初のきっかけである「乾燥」を、できるだけ防止しましょう。
肌のバリア機能を高めるのは乾燥対策から!その方法は?
バリア機能の中でも水分保持の役目を担っているのが
「NMF(天然保湿因子)」「皮脂膜」「細胞間脂質」
これは一番表面の、角層部分にある成分です。
皮脂膜は皮脂と汗が混じったもの。
肌の表面に天然の皮脂膜を作り出します。
NMF(天然保湿因子)は角層内の水分を抱え込んでキープします。
細胞間脂質はセラミドやコレステロールから形成されるもの。
水分の逃げ道を塞いで蒸発を防ぎます。
肌バリア機能を高めるための最初の一歩は、
まず、これらの成分をうまく利用すること。
それによって肌バリア機能を高めることができます。
具体的な方法は、こんな感じです。
NMF(天然保湿因子)に似た成分を摂取する
天然保湿因子に似た効果を持つ成分は、
「アミノ酸」「グリセリン」など。
これらは日々のスキンケアで取り入れることができます。
こういった天然保湿因子に似た成分は、
肌の中に入り、天然保湿因子の働きを補う効果があります。
セラミドが配合された化粧品を使う
セラミドは細胞の隙間をうめて、蒸発を防いでくれるもの。
水分を抱え込むという効果もあります。
セラミド配合の化粧品を使うことで、効率的に肌バリア機能を高めることができます。
また、セラミド自体でなくても厚生労働省に認可されている、
セラミドを産生する効果があるこんな成分もあります。
→→お米が肌にいいってホント?ライスパワー№11の効果と理由
紫外線対策をしてバリア機能を弱らせない
紫外線は一年中降り注いでいるもの。
紫外線は肌バリアを弱らせ、乾燥肌を作り出します。
効果的な紫外線対策が必要です。
肌のバリア機能は、健康な肌を保つために不可欠なもの。
普段のお手入れにいれてみてください。
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