大人になってからのニキビって経験ありませんか?
若いころならまだ微笑ましいけど、ある程度の歳になってからのニキビは、
不潔感もあるし何より格好悪いものです。
若いころのニキビと違って、
大人ニキビは治りにくく、そして跡になりやすいと言われています。
それって最悪。
だから大人ニキビは、「できない状態にする」予防がとっても大事です。
でもニキビとか吹き出物ってなぜできてしまうのでしょうか。
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大人ニキビや吹き出物はなぜできる?原因と理由は
思春期の頃のニキビは、皮脂分泌の多さによるものが多いです。
でも大人になってからのニキビは、
「皮脂量の多さ」だけが原因になるわけではありません。
こちらは、お顔の毛穴の拡大図。
一本の毛に、皮脂腺がついています。
毛穴が正常であれば、皮脂は毛穴を通って外に排出されますが、
毛穴が角質などによって塞がれていた場合。
皮脂が詰まってニキビ菌が繁殖し、毛穴の中で炎症が起こります。
これがニキビの初期状態。
もしかして、この「ニキビ菌」っていうのが諸悪の根源?!
聞くからに悪そう…!!
私の生理前のあの嫌な期間、こいつが悪さを!!
いえいえ、「ニキビ菌」は誰でも持っている常在菌の1つ。
それ自体が悪いわけではありません。
大人ニキビや吹き出物ができてしまう理由は、
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この3つの条件がそろって、初めてニキビになるんです。
と言っても、
「この条件がそろってるかどうか」なんて分からないですよね。
はたまた、
「条件がそろいそうだから、もうすぐニキビができるかも」なんてことも。
ではこの3条件。
どういう理由でそろいやすくなるのかをざっと見てみましょう。
大人ニキビや吹き出物、できやすいのはどんなとき?
大人ニキビは基本的に、「皮脂の代謝の低下」が原因です。
思春期のニキビと違うのはここですね。
年をとると皮脂の絶対量は減りますが、皮脂を代謝する能力も減ります。
そのため、皮脂が溜まりやすい部分にニキビや吹き出物ができます。
では、どんなときに大人ニキビができやすくなってしまうのでしょうか。
過度なストレスを感じたとき
ストレスを感じると、「アンドロゲン」という男性ホルモンの一種が
大量に分泌されます。
このアンドロゲン、皮脂の分泌に関わるホルモンです。
これが増えると、皮脂の分泌が促され、
皮脂が増えて大人ニキビのできやすい状態になってしまいます。
肌が乾燥しているとき
人間の皮膚には本来センサー機能があります。
乾燥している→皮脂量を増やす
皮脂が多い→皮脂の分泌を減らす
のように。
肌が乾燥していると、皮脂の分泌が過剰になり、
その皮脂が大人ニキビや吹き出物の原因になってしまいます。
乾燥対策についてはこちらからもどうぞ。
顔を洗いすぎているとき
これは上記の「肌が乾燥しているとき」にも関係あるんですが、
洗顔で顔の皮脂を取り過ぎてしまうと、
「顔の皮脂が足りない→皮脂の分泌」
という肌センサーが働いてしまいます。
顔を清潔に保つのはいいことですが、
くれぐれも洗いすぎ、皮脂の取り過ぎにはご注意ください。
食生活が不規則&乱れていているとき
チョコレートや砂糖などの甘いものや、
香辛料やカフェインなどの刺激物は皮脂の分泌を促します。
女性にとっては好きなモノばかりなので辛いところですが…。
お菓子を昼食代わりにしていたり、
普段からコーヒーをよく飲む場合などは少し減らしてみるといいかもしれません。
ビタミンB2、ビタミンB6が不足しているとき
ビタミンB2とビタミンB6は、
皮脂の代謝を促し皮脂分泌をコントロールする作用があります。
これが不足していると、
皮脂分泌が多くなっても代謝されず、大人ニキビがとっても出来やすい肌に。
ビタミンB2やビタミンB6を意識的に摂取していない場合は、
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日常生活の中で取り入れてみてください。
ちなみにビタミンB2が多く含まれている食べ物は、
レバーやたまごや魚など。
ビタミンB6が多く含まれている食べ物は
魚類、肉類、海藻類など。
普段の食事に取り入れてみてください。
あなたのニキビはどんなニキビ?
タイプ別の大人ニキビ対策法はこちらからどうぞ。
→→大人ニキビの正しい治し方は?原因を知ってタイプ別のケア方法を
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