血液の役割は、「細胞に栄養を供給して、老廃物をとりのぞく」こと。
血液の流れがスムーズでなくなってしまうと、
くまやくすみや脱毛症など、さまざまなトラブルが出てくると言われています。
くまもくすみも脱毛も、女性にとってはとっても嫌なもの。
そのため化粧品には、血行を促進するための成分が入っていることも少なくありません。
では、どういう成分が「肌の血行促進」に役立っているのでしょうか。
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血行を促進する成分にはどんなものがある?美容に役立つものとは
血行を促進する成分は、大きく2つの種類に分けることができます。
・血管拡張型
・局所刺激型
「血管拡張型」は、皮膚に吸収されたあとに血管を拡張して、皮膚の温度をあげる成分。
刺激が少ないので、スキンケア化粧品にはこのタイプが使われます。
「局所刺激型」は刺激することで二次的に血管を拡張させて、皮膚の温度をあげるもの。
育毛剤や入浴剤、マッサージ剤などによく使われます。
スキンケア化粧品の配合成分として見ておきたいのは「血管拡張型」の美容成分。
では、どんな成分が入っていれば血行促進の効果があるのでしょうか。
代表的な成分を紹介します。
センブリエキス
九州から北海道までに自生する、リンドウ科センブリ属の薬草、センブリから抽出されたエキス。
「センブリ」という名前の由来は、「千回振っても(煎じても)まだ苦い」ことから。
センブリにはポリフェノールの一種である「フラボノイド」が豊富に含まれています。
フラボノイドを形成しているのは
・大豆などに含まれる「イソフラボン」
・果実に含まれる「アントシアニン」
・お茶に含まれる「カテキン」
・高い抗酸化力を持つ「キサントン」
・血行促進作用を持つ「スエルチアマリン」
血行促進や心臓の血液量を増加させる作用、抗酸化作用を持っています。
元々は、胃腸虚弱、下痢、腹痛、脱毛の症状に対する漢方薬としても使われていました。
近年では、血行促進作用が注目されている成分です。
プロジェマックスという化粧品に配合されています。
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トコフェロール(ビタミンE)
以前はどんな由来で作られているかによって、名前がわかれていましたが、
現在では「トコフェロール」という名称に統一されています。
トコフェロールとは、ビタミンEのこと。
水にほとんど溶けず、アルコールやオイルに溶ける性質を持っています。
期待できる効果は
・皮膚の末梢血管を拡張して、血液循環を促進する
・皮膚のターンオーバーを促進する
・肌荒れや老化の防止
・くすみを防ぐ
配合されている化粧品も多いです。
血行促進作用のある美容成分は配合上限があるものも
血行促進作用があると言われている美容成分は、
スキンケア化粧品に配合する際に、上限が決められているものも少なくありません。
化粧品の全成分表示。
配合量の多いものから順に表記されていきますが、もし上位に表示されていなかったとしても、
それは効果が弱いからではなく、
配合に上限があるからという理由からかもしれません。
血行を改善することは、肌の美容にとって悪いことはありません。
あれ?と思ったら代表的な血行促進成分を確認してみてくださいね。
血行促進作用のある化粧品はどれ?迷ったら、こちらからどうぞ。
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