化粧品の成分でよく耳にすることの多いスクワラン。
「スクワラン配合」であることが、化粧品のウリ文句になることもありますよね。
よく聞く成分ではあるけれど。
スクワランって何?をまとめてみました。
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スクワランって何?皮脂の中にも含まれる成分
スクワランは化粧品のベースにもなる油性成分。
深海に住んでいるサメ類の肝油の中に多く含まれているスクワレン。
それを酸化しないように水素添加させて安定化したものです。
☆水素添加とは☆
「水添〇〇」などの美容成分も、配合表からよく見かけることもあります。
そのままでは酸化や劣化しやすい成分を、水素と結合させることによって
安定した成分にするための方法です。
つまり「水添〇〇」とは、〇〇という成分の安定性を高めたもの、という意味。
水素添加させたスクワランに対して、
オリーブオイルから取れたスクワランを「植物性スクワラン」と呼びます。
最近は植物性の成分が人気なので、
化粧品にも植物性スクワランを用いられることが増えてきました。
スクワランの特徴
一番の特徴は、人の皮脂の中にも含まれている成分だということ。
そのため、皮膚への刺激はほとんどありません。
・浸透性が良い
・潤滑性が良い
・べたつかない
・保湿、収れん、柔軟作用
・肌のバリア機能向上
・ニキビや吹き出物の予防、改善
などの特徴があります。
より詳しい情報についてはこちらからもご確認ください。
≫≫スクワランの効果って何?不足するとシワシミの肌トラブルに
スクワランとスクワレンの違いは?
スクワレン(スクアレン)は天然に存在するものですが、スクワランは天然には存在しません。
スクワレンは酸化しやすいという特徴があるので、
水素添加させて作ったのがスクワラン。
ビフォアアフターのような関係ですが、別物です。
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