石けんに含まれている「石けん素地」「カリ石けん素地」「カリ含有石けん素地」
洗顔に固形石けんを使っている方は、目にすることの多い成分ですね!
まとめてみました。
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石けんに配合されている成分、石けん素地について
高い洗浄力と、高い生分解性がある成分。
☆生分解性とは☆
物質が微生物によって分解されること。
環境にやさしいというメリットがある反面で、腐りやすいというデメリットも。
油脂や高級脂肪酸などの油性成分と、
水酸化Na(水酸化ナトリウム・苛性ソーダ)や水酸化K(水酸化カリウム・苛性カリ)などの
代表的な強アルカリ性成分と反応させて作ります。
カリ?カリ含有?その違いって何?
使用するアルカリの種類によって、できあがる石けん成分が変わります。
●アルカリ成分として「水酸化Na」を使用→石けん素地
●アルカリ成分として「水酸化K」を使用→カリ石けん素地
●アルカリ成分として「水酸化K」「水酸化Na」どちらも使用→カリ含有石けん素地
他にも石けん成分を読み解くポイントとして、
「石けんの作り方」を知っておくといいかもしれません。
石けんの作り方は、主に2つ。
●中和法
高級脂肪酸を強アルカリ性分で中和する。→石けんと水ができる
●ケン化法
油脂を強アルカリ性分で加水分解(ケン化)する。→石けんとグリセリンができる
水酸化Kや水酸化Naは肌に悪いんじゃないの?
石けんを作るときに使用する「水酸化K」「水酸化Na」
これらは、水に溶けると非常に強いアルカリ性を示します。
毒物及び劇物取締法によって、劇物に指定されているこの成分。
(5%以下に薄まっているものは対象外です。)
でも化粧品の成分表示乱を見ると、けっこう頻繁に出てきます。
石けんを作るときに使われるのも、この成分ですし。
化粧品で水酸化Kや水酸化Naを使用する場合、
何かと反応させて別の成分を作り出すときに用いられます。
反応して別の物質に変わっているので、
実際の製品の中に危険な濃度の水酸化Kや水酸化Naが残ることはありません。
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