界面活性剤である「ステアルトリモニウムクロリド」
あまり聞かない成分名ですが、どんな目的で配合されてるのか?
ステアルトリモニウムクロリドについてまとめてみました。
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ステアルトリモニウムクロリドって?コンディショナーに配合されてる
ステアルトリモニウムクロリドは、
界面活性剤の中でも「カチオン界面活性剤」に分類される成分です。
カチオン(陽イオン)界面活性剤は、帯電防止や殺菌を得意としている界面活性剤。
界面活性剤の中で帯電防止作用があるのは、カチオン界面活性剤のみです。
この成分は、ヤシ油などに含まれる脂肪酸に、陽イオン「+」をつけてつくられます。
ヘアコンディショナーなどに配合されることの多いステアルトリモニウムクロリドですが、
それってなぜでしょうか。
毛髪の表面は「-」に帯電していて、陽イオン「+」が吸着しやすい状態。
だからステアルトリモニウムクロリドを配合したケアコンディショナーを使うと、
軽く塗布してすすぐだけでも残るので、手で触るとすぐに分かります。
●毛髪を柔軟にする。
●すべりをよくする。
●静電気を防ぐ。
そういった特徴があるので、ヘアコンディショニング剤に使われることが多いんですね。
ステアルトリモニウムクロリドは抗菌性もある
ステアルトリモニウムクロリドが分類される「カチオン界面活性剤」は、
抗菌性を持つものが多くあります。
ただ、配合量や種類によってはかゆみを感じる、という場合も。
頭皮に使う場合は、よく洗い流すようにしましょう!
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