クリームや乳液に配合されることのある「セタノール」
旧表示指定成分で、慣用名はセチルアルコールです。
☆旧表示指定成分とは☆
昭和40年代に厚生労働省が、「アレルギーを引き起こす可能性のあるもの」として
配合した場合に表示を義務化した成分。
今は全成分表示に変わっています。
どんな成分なの?をまとめてみました。
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セタノールってどんな成分?高級アルコールの一種
ヤシ油、パーム油、牛脂などから科学的に分離精製して得られる成分。
さらっとした感触なので、「感触改良材」として配合されることも。
界面活性力があり、
クリームや乳液に配合すると乳化の安定性が向上します。
現在、化粧品に配合されているセタノールは精製度が高く、
毒性や刺激が少ない成分ではあるものの、稀にアレルギー反応が出ることも。
高級アルコールって何?
セタノールは、高級アルコールの一種。
このときの「高級」は値段が高いという意味ではなく、
炭素鎖が長く、水に溶けないアルコールのことを「高級アルコール」と呼びます。
アルコールは炭素(C)が鎖のようにつながっている端に、
水酸基(-OH)がついている構造です。
炭素鎖が長いというのは、炭素(C)が長くつながっているということ。
「低級アルコール」と「高級アルコール」の境目は明確にはなっていませんが、
炭素が12つながっているものを「高級」と呼ぶことが一般的です。
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