名前は似ているけど、実は違う。
「グリチルリチン酸2K」と「グリチルレチン酸ステアリル」
どちらも同じものからの誘導体なんですが、どんな役割?何が違う?などなど。
成分についてまとめてみました。
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グリチルリチン酸2Kって?水溶性の医薬品成分
グリチルリチン酸2Kは、医薬部外品の有効成分の一つ。
強力な消炎作用があります。
グリチルリチン酸2Kは、カンゾウ根エキスの主成分である「グリチルリチン酸」の誘導体です。
(参考:化粧品成分 カンゾウ根エキス)
水溶性の成分なので、
化粧水など、水性成分の多い化粧品によく配合されています。
グリチルリチン酸2Kとステロイドは同じ成分なのか?
アレルギーなどで皮膚科に行くと、よく処方される「ステロイドホルモン」
このステロイドが、「グリチルリチン酸2Kと同じ成分?」と言われることがあります。
成分としての構造骨格が似ているため、同じように思われることもあるかもしれませんが、
化粧品に配合されているグリチルリチン酸2Kには、ステロイドのような免疫抑制作用はありません。
グリチルリチン酸2Kが配合されている化粧品の使用感レポはこちらからどうぞ。
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グリチルレチン酸ステアリルって何?
カンゾウ根エキスの主成分「グリチルリチン酸」の誘導体。
ここまではグリチルリチン酸2Kと同じですが、
グリチルリチン酸2Kが水溶性の成分であるのに対して、
グリチルレチン酸ステアリルは油溶性の成分です。
そのため、クリームや乳液、オイル系の化粧品によく配合されています。
効果の面でも違いがあり、グリチルレチン酸ステアリルのほうが、
炎症、アレルギーに対して抑える力が強いと言われています。
グリチルレチン酸ステアリルが配合されている化粧品の使用感レポはこちらからどうぞ。
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