シワ、たるみ。
歳を重ねると出てくるこういった肌の悩みは尽きませんよね。
エイジングケアの方法として、生活習慣の改善や表情筋の向上などありますが、
やっぱりはじめに思いつくのは化粧品。
エイジングケアができる化粧品を使うことは、誰もができる年齢肌の対処法です。
でもここで思うのは、
「エイジングケア化粧品って何が入っているものを選べばいいの?」
ということ。
エイジングケアと名のつくものをただ手に取るのではなくて、
少し裏のパッケージを見て、配合成分を確認してみましょう。
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エイジングケア化粧品にはどんな成分が入ってる?
シワやたるみの発生を遅らせるのは
コラーゲンの変性を防ぐことと、コラーゲンの生成を促すことが重要。
そしてエイジングケア全般にも言えることですが、
衰えてしまった肌の新陳代謝機能を正常に保つことも重要。
でも美容成分について何も知らない状態で化粧品を手にとってしまうと、
そこに書いてあることをそのまま信用するしかなくなるんですね。
「ホワイト」と書いてあれば、美白効果があるのだろう。
「シワ予防」と書いてあれば、シワが改善されるのだろう。
というふうに。
化粧品の成分表示は、配合量が多い順から並んでいます。
(参考:化粧品の成分表示ってどうやって見る?簡単な配合成分の見方)
もし幾つかだけでも成分名を知っていれば、
その化粧品が重点的に何をケアしようとしているのか?が分かります。
代表的なエイジングケア成分はこちら。
ビタミンC誘導体(リン酸アスコルビル)
ビタミンCを肌に吸収しやすい形に変えたもの。
コラーゲンの生成に必要不可欠な成分です。
美白成分や皮脂の分泌を抑える効果があるため、美白化粧品や毛穴対策化粧品に配合されることも。
リン酸型ビタミンC、リン酸パルミチン酸型ビタミンC(APPS)とも。
ナイアシン(ビタミンB3)
ビタミンB郡の一つで、コラーゲンの合成・セラミドの合成を高める作用があります。
刺激が弱いので、敏感肌の人にも使いやすい成分。
レチノール
ビタミンA の一種。
シワ対策を調べていると、最終的にたどり着くのがこの成分です。
肌のターンオーバーの向上やコラーゲンを増やす作用がありますが、刺激が強め。
かつて某大企業がレチノール化粧品を回収したことでも有名です。
AHA(アルファヒドロキシ酸)
こちらはピーリングに使われている水溶性の酸。
AHAの一種に、グリコール酸、乳酸、クエン酸などがあります。
ピーリングは線維芽細胞に働きかけ、肌のターンオーバー機能を高める作用が。
BHA(サルチル酸)
AHAと同様に、ピーリングで使われる成分。
AHAと比べて脂溶性なので毛穴への浸透が良く、ニキビ、ニキビ痕、シワ、黒ずみのケアに有効です。
日本では、配合できる割合(とても少量)が決まっているので、
市販されているもので利用することは難しいかもしれません。
こちらの場合は、美容皮膚科などで相談を。
ポイントは…
●化粧品を選ぶときは成分表示を見てみよう
●エイジングケアをしたいなら、それができる美容成分を選ぼう
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