化粧品の美容成分として有名な「アルブチン」
広告やCMで耳にすることも多いはず。
どんな特徴があって、肌にどんなふうな作用があるのか、
アルブチンについてまとめてみました。
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アルブチンって何?メラニン抑制する美白成分
アルブチンは
・コケモモなどの植物に含まれる
・糖とハイドロキノンから合成される
二通りあり、ハイドロキノン糖誘導体です。
☆ハイドロキノンって何?☆
ハイドロキノンは医療機関で使用される「漂白成分」です。
継続使用することで白斑(白く色抜けすること)も報告されているほど強烈。
ただ、アルブチンはハイドロキノンを誘導体化したものなので、
ハイドロキノンに比べて刺激もほとんどない、美白成分です。
アルブチンの代表的な作用は、「メラニン生成の抑制」です。
メラニン生成に関わるチロシナーゼに作用して、
シミの原因となるメラニンの動きを阻害します。
(参考:30代の美白化粧品の選び方。シミがなくすにはこの美容成分が必須)
ただハイドロキノンと違って、
「すでにできているシミの除去」というよりは、「シミの予防」に向いている美容成分。
除去できるほどの強力な力はありません。
アルブチンの種類
アルブチンの慣用名は「α-アルブチン」「β-アルブチン」とあります。
どちらもハイドロキノンの誘導体ですが、結合様式によって分かれます。
α-アルブチン
ハイドロキノンにブドウ糖を結合させたもの。
β-アルブチンに比べ、約10倍ものメラニン生成抑制作用があることが近年分かり、
それ以降、注目を集めている成分です。
肌への刺激もほとんどなく、安定した成分だといわれています。
β-アルブチン
一般的に「アルブチン」というと、β-アルブチンをさします。
コケモモ、ナシ、ツツジ科のハーブ、ウワウルシなどに含まれています。
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