日本人の女性は、とっても化粧水が好きだと言われているそうです。
確かに肌の水分を増やすというと、真っ先に化粧水が思い浮かびます。
乾燥すると化粧の上からでも化粧水をつけるという人もいますよね。
肌の角質層の水分は30%と言われていて、
これが20%を切ってしまうと「肌は乾燥している」という状態に。
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知っておきたい化粧水の役割。化粧水はこう選ぼう
知っておきたいのは、化粧水の水分で肌が潤うわけではないということ。
あくまでも肌の水分は外から取り入れるものではなく
肌の内側から出てくるものだということ。
もちろん「しっとりとした使用感」は気持ちがいいし、リラックス効果があります。
でもつけた化粧水がそのまま肌の水分になるわけではありません。
入れた水分は、肌につなぎとめる成分が必要。
じゃないと、結局は蒸発していってしまうから。
化粧水はどうやって選べばいい?入れておきたい美容成分
化粧水によって肌に入れることができる水分量は、
多くても500円玉程度。
多くの化粧水の適量がこのくらいに設定されているのはこういう理由があるからです。
でもどうせ使うなら、化粧水にも美容成分が入っているものを。
中でも保湿成分が入っているものを選ぶと、なお良いです。
化粧水のような水の状態でも配合できる美容成分はこちら。
「水溶性」の美容成分です。
ビタミンC誘導体
ビタミンCは肌に浸透しやすい特徴があり、
シミやシワなどのエイジングケア、大人ニキビの予防にも役立ちます。
ビタミンCは水溶性なので、化粧水に配合すると安定性が高くなります。
ビタミンC誘導体は、化粧品の成分表示でそのまま表記されることはほとんどなく
多くの場合がインキネームでの表示です。
インキネームについてはこちらからどうぞ。
→→化粧品の成分表示ってどうやって見る?簡単な配合成分の見方
ビタミンC誘導体が表記されているインキネームの代表例は
|
など。
抗酸化作用のある美容成分
抗酸化について詳しくはこちらからどうぞ。
肌の酸化を防ぐということは、しみやシワを防ぐエイジングケアになるということ。
水溶性の抗酸化成分の代表例は
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など。この2つは植物エキスの一種です。
水溶性の保湿成分
保湿成分は化粧水を選ぶ上でマストな存在。
ただし保湿美容液よりは保湿力が下がります。
水溶性の保湿成分の中で代表例は
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など。
その他、シラカバ樹液やヘチマ水をベースにしている化粧水の場合は、
それ自体に保湿効果があります。
またコラーゲンは化粧水として使っても肌のコラーゲンが増えるわけではありませんが
保湿効果は高めです。
化粧水はどうやって付ける?正しい化粧水のつけかた
化粧水は、コットンで付ける方、スプレーする方などいろいろですが、
おすすめなのは手で付ける方法。
コットンは柔らかいですが、水を含むとどんなコットンでも固くなります。
それで肌をパッティングするのは、肌への刺激に。
手のひらでなじませると、化粧水はほどよく温かくなります。
これは個人的な使用感かもしれませんが、
手で馴染ませてからつけたほうが、肌への浸透力が高いと思います。
コットンに化粧水を含ませて顔にのせる「コットンパック」
潤い効果がありますが、時間の掛け過ぎに注意。
長い時間やり過ぎると、逆に肌から水分が出て行ってしまいます。
これって小学校で習う「浸透圧」のようなもの。
コットンに化粧水が残ってもったいないかもですが、早めに取るようにしましょう。
正しい化粧水の付け方は3ステップ
では実際に、化粧水をどのようにつけるのが正しいやり方なのか、
3ステップでつけてみましょう。
ステップ1 化粧水を手のひらにとる
清潔な手のひらに、化粧水を適量とります。
商品によって適量が違うので、確認してから。
少なすぎる事のないように注意してください。
ステップ2 顔全体に馴染ませる
両手のひら全体で化粧水を馴染ませたら、顔全体に。
両手で包み込むように優しく化粧水を馴染ませていきます。
このとき、叩いたりこすりつけたりするのはNG。
肌に優しく触るというイメージです。
ステップ3 目元やフェイスラインは優しく押さえる
目元や口元、フェイスラインには、指の腹を使って軽く押さえるように馴染ませます。
このときも強すぎる力で押さえるのはダメ。
手のひらでは馴染ませきれない部分を、指でなじませるだけです。
どれも、「肌を傷つけないように優しく」がキーポイント。
せっかくの化粧水、正しく使いましょう^^
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