超有名な美容成分である「ヒアルロン酸Na」
エイジングケア化粧品や乾燥肌化粧品に配合されることも多い成分ですよね。
知っているようで知らないヒアルロン酸Na。
まとめてみました。
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ヒアルロン酸Naとは何か?特徴や役割について
ヒアルロン酸Naは、白色の粉で、水溶液は無色透明です。
以前は、ニワトリのトサカの部分から抽出して作り出すのが一般的でしたが、
最近では乳酸球菌による発酵で作り出されることが多くなってきました。
ヒアルロン酸Naの特徴は、何といっても高い水分保持力。
たった1グラムで2~6リットルの水分を保持することができるといわれています。
化粧品に配合するとどうなるのか
とても少ない配合量でも、水に溶けるととろみが出ます。
例えば化粧水。
0.01%程度の配合であっても、使用感に違いが感じられます。
1%ほどの配合になると、ゼリー状になるまで粘度が高くなります。
この場合、pHの違いによって粘度に差がでます。
また粘度を高める要因になるのは、ヒアルロン酸Naの分子量の大きさ。
分子量が大きくなるに従って、水溶液のエンドが高くなります。
ただし分子が大きくなっても表記名が変わるわけではないので、
成分表示を見ても分子の大きさが分かるわけではありません。
化粧品に配合されるヒアルロン酸Naの種類
ヒアルロン酸にはいくつかの種類があります。
ヒアルロン酸Na
最も多く使用されている水性成分で、濃度が高くなると粘度も高くなる特徴があります。
アセチルヒアルロン酸
ヒアルロン酸に油性成分をくっつけて作ったもの。
角質層になじみやすく、保水力と柔軟性をアップさせたヒアルロン酸です。
こちらはヒアルロン酸Naと違い、とろみはありません。
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム
洗い流しても肌に残りやすいように作られたもの。
「+」の電気を持っているヒアルロン酸です。
加水分解ヒアルロン酸
ヒアルロン酸を分解して小さくして、角質層への浸透をよくしたもの。
「浸透型ヒアルロン酸」と呼ばれることもあります。
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