ジェルタイプの化粧品の成分表示を見ると、
必ずと言っていいほど配合されている「カルボマー」
慣用名を「カルボキシビニルポリマー」といいます。
どんな成分なのか?についてまとめてみました。
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カルボマーってどんな成分?使いやすくするための増粘剤
カルボマーは、合成ポリマーの代表格。
水にとろみを与えるために配合されます。
☆ポリマーとは☆
ポリマーとは「何かが連なっている」という意味の言葉。
「重合体」や「高分子」と呼ばれることもあります。
たくさんの分子が集まってできている巨大分子のことを、ポリマーと呼びます。
カルボマーの特徴
水を含む力がとても強いので、水を多量に抱え込んでも滴り落ちることがありません。
ひとかたまりのジェル状になります。
配合量によって、
・サラサラした感じにするのか?
・液のとろみはどうするのか?
などの調節をすることができます。
こういう使い勝手の良さから、
オールインワンタイプの化粧品やクレンジング剤に、よく配合されています。
一般的に低刺激で、微生物の汚染にも強いと言われています。
配合されるときは…
アルカリ性の成分と反応させると増粘する性質を持っているので、
成分表示では
・水酸化K
・水酸化Na
などのアルカリ性成分と一緒に配合されています。
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