私は生来とてもずぼらで、部屋の片付けとか料理もすごく苦手なんですね。
その辺の女子力は1ミリもなくて、でもそのかわりに美容は大好きなんです。
特に、人目につきやすい顔や首、髪の毛。
逆に、人目につきにくい場所についてはそこまでの興味がありません。
で、どうやったら年齢に抗う肌になれるんだろうとか。
どうやったら「驚きの40代!」「羨望の50代!」に近づけるんだろうとか。
そんなことばっかり思って暮らしてるんですね。もはやオタク。
そんな私が「やっぱりここからだよな」と改めて思うのが、食事です。
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若くあり続けたいなら食事から!食べるものは美しさになる
「ズボラだ!」と言い切ってしまうくらいなので、
・効果を実感するまでに長い時間がかかるもの
・地味で面倒な作業の繰り返しであるもの
こういったものはけっこう嫌いなんですよね。
そっと見て見ぬふりをするくらいには嫌いで、できれば触れずに生きていきたい。
で、「美容のための食事」ってまさにこの分野にビンゴです。
いや、もちろん心がけはしますけど。実はイヤです。
でも最近、「10年後の美肌には食事が必要なんだ」と思い至ることがありまして。
というよりも、「10年後も若々しくあるためには」が正確でしょうか。
皮膚も体の組織の一部である。体内の組織パワーをあげよう
体は食べたものから作られていく。
皮膚も体なんだから、キレイでいたいなら食べ物を考えるべき。
そう、それは分かってるしだからこそ、苦手なりにも取り組んでるわけで。
言いたいのはこういうことじゃなくてですね。
食べるもので体質も変わるし、なんなら見た目も変わるってことなんです。
食べ物で超便秘体質が治る
私、若い頃からすごい便秘なんですね。女性は多いですよね。
毎日出ることなんてまずなくて、限界を迎えると薬を飲むっていう。
わが家の薬箱の中には、エスタックはないけどコーラックはある。(常備)
ビオフェルミンはないけど、タケダ漢方薬はある。(ストックまである)
そんな超絶便秘の私が。もはやお腹の中に溜まっていることがスタンダードである私が。
先日、玄米ご飯を食べる機会があったんですね。
わが家はだいたい8分づき米なんですが、そのときはガチの玄米です。
それ食べてたらなんと、翌日にもう、ポトポト出るわけです。
しかも薬特有の締め付けるような痛みもない、ただ出る、という。
あー、そうか。食べ物ってこういうことか、と
何やら私の中でストンと落ちてくるものがあったんですよね。
食べたもので体が作られているというのは、こういうことかと。
海藻類で白髪が減った(ような気がする)
30代ともなれば、だんだんと白髪が出てきます。
あ!一本見つけた!ってレベルですが、それでも出てきます。
ただ私、「一本見つけた!」の頻度が最近、ものすごく少なくなってきてるんですよ。
前は1ヶ月に2本だったのが、3ヶ月に1本みたいな。誤差かもですけど。
他に理由があるのかもしれないですけど、
ここ1年、ほとんど毎日海藻類を食べるように心がけてきました。
ひじきやワカメなんかの、よく売られてるようなものが中心ですし、
乾燥モノを使うことも多いです。
思い立ったようにメカブを買うこともあります。パックのやつ。
海藻は髪にいいっていいますけど、多分あれホントです。
美肌が目的だがゴールは「体ごとキレイ」である
若い頃は、持っている馬力だけで走れるんですが、
ある程度の歳になってくると、持っているものだけでは足りなくなります。
燃料を入れて、それを燃やして馬力を出すほうがよっぽど効率的です。
「馬力」ってのは、自分が本来持ってる美しさのこと。
「燃料」にあたるのが、体を作る食事などの栄養素です。サプリ含め。
いくら10年後の肌がキレイでも、腰が曲がってたら半減します。
いくら「衝撃の50代!」でも、病に臥せってたら意味がありません。
美肌のゴール地点は「体内まるごとキレイ」であり、
美肌食を続けていればおのずと、元気で健康的な10年後に近づくはず。
美肌も健康も!だけど料理がヘタって人のためのキレイ食いろは
(´・ω・`) そりゃあ美肌も健康もいいけどさぁ。料理がなぁ…
(´・ω・`) って言っても、凝った料理作るほど時間ないしさぁ…
そう!なぜか「美肌食」系のレシピ本って、おしゃれレシピが多くて、
「豆板醤」「バルサミコ酢」こんな調味料を常備してる人しか作れないじゃん!
ってのがほとんどなんですよ。
いやいや、作れねぇって。え?作れるの?いや無理でしょ。
料理が苦手でも料理が下手でも、こういうとこだけ守れば、
結果的にきちんとした美肌食になるよー美容効果高めだよーというポイントです。
「1日30品目」よりも「異なる食材」を取れ!
美容健康のためには栄養バランスの取れた食事をって言います。
その「栄養バランス」の指標として、1日30品目取ろうと言われてるんですよね。
でもそれってかなり難しい。ひとり暮らしとかならほぼ無理。
「1日30品目」は、どの食品にどんな栄養素が入ってるか知らなくても
そんだけ食べたらバランス良くなるでしょ?という考えに基づいているもの。
大事なのは、「異なる食品から栄養素を取る」ということ。
「30品目食べたよ!」と言ってもそれが、
「鶏胸肉と豚ロースと牛ヒレと鶏もも肉とささみとー」では無意味。
同じタンパク質でも、肉と卵と魚、異なるものから取るのが大事です。
例えば、朝は卵食べたから昼はお肉。夜は魚だねっていうふうに。
こちらは農林水産省の食事バランスガイドですが、
例えば副菜に分類されている「野菜、きのこ、イモ類」
この中でもなるべく異なる食材を組み合わせて、ご飯を作るようにします。
それぞれの適量を知ろう。目安は手のひら1つ分
必要な食べ物を大まかに(本当に大まかに)分けると、
野菜、タンパク質、炭水化物になるのかなと思います。
毎食取りやすいというか、ほぼ毎食食べてる3つですよね。
タンパク質は、1食で手のひらに1つ分。
引用:ananプラス『20の新法則 キレイなカラダになる食べ方』
タンパク質(肉や魚など)を手のひらに1つ分を取るようにすると、
野菜はその1.5倍。
炭水化物はその半分量。(手のひらに半分くらいの量)
道端ジェシカさんの食べ方のコツです。
この食べ方のメリットは、1食の目安が分かりやすいこと。
そして食べ過ぎを防げること。
こんなの言ったら身も蓋もないですけど、私、この量じゃ足りないんですよ。
でもこの量で完結しようと思うから、ものすごく噛むわけですね。
「満腹中枢よ、降りてこい!」つって。
結果、お腹の張りがなくなります。(今まで食べ過ぎ)
朝ごはんこそタンパク質を取ろう!できれば毎食必要な栄養素
タンパク質はコラーゲンの元になってるっていうのは有名なハナシで、
美肌だけではなくて、体を作り出す必須栄養素なんですね。
タンパク質のない朝食は無意味。
引用:ananプラス『20の新法則 キレイなカラダになる食べ方』
ちゃんと朝ごはん食べたのに、11時前にお腹がすくことってないですか?
私はよくあるんですけどね。
タンパク質を朝食できちんと取っていれば、お腹がすきにくいそうです。
そして、
・基礎代謝アップ
・血糖値の安定
のためには、タンパク質は毎食必ず食べたい栄養素の1つ。
特にタンパク源としての鮭は、アスタキサンチンを多く含む食べ物。
≫≫アスタキサンチンの抗酸化力がすごい!化粧品として使う効果はどれほどか
お財布にも優しい食材なので、頻度アップして食べたい。
外食のときは単品よりもセットで頼もう
外食はそんなに体に良くないと分かっていても、
まるっきり外食をせずにいるのは無理ですよね。
外で食べるご飯はおいしいし、何より楽しいですし。
少しでもバランスを良くするために、
外食するときは単品注文ではなく、セットになっているものを。
「パスタ単品」ではなく「パスタセット」みたいに。
できれば洋食のお店よりも、定食屋さんなどのほうがさらにバランスは良好。
見た目でも食べるものを選ぼう。色とりどりの食品は栄養バランスも良い
野菜を食べるときは、色に気を使うとバランス良く食べやすくなります。
≫≫栄養バランスの良いきれいになる食事はこれ!簡単にわかる美肌献立作り
野菜の色素やアク、苦味を生み出す成分に「フィトケミカル(ファイトケミカル)」というのがあります。
植物が害虫や紫外線から、自分の身を守るために作り出しているものです。
この成分は抗酸化力が高いということで、注目を浴び始めているんですね。
・アントシアニン
・イソフラボン
・GABA
・カテキン
聞き馴染みのあるこんな成分もファイトケミカルの一種です。
色とりどりの野菜を取ることで、まんべんなくバランス良く
ファイトケミカルを摂取することができます。
美肌食のまとめ
美容健康のための食事は、おしゃれであることは必要ありません。
もちろんおしゃれだったら気分が上がるので、
作れるならおしゃれなカフェごはん♪が食べたいですけども。
それでも、異なる食材を意識してバランス良く食べることで、
一定の効果はえられると思うんですよね。
野菜は基本、茹でてあえるだけでいいじゃない。
肉や魚は、ただ焼けばそれでおいしいじゃない。
私は特別な料理は作れないけど、「茹でてあえて焼いて煮る」(蒸すのは苦手)だけで
それなりに自己満足できる料理は作れている気もします。
プレッシャーになったら意味ないですし、気が重くなっても意味がない。
楽しみながら美肌食を食べていきましょう!
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