紫外線は肌に悪い。
そんなことは誰にでも分かることで、だからこそ紫外線ケアって重要です。
特に5月からの数ヶ月間、UVケアは必須の時期になります。
┐(´д`)┌「でもUVケアって面倒くさいよね?」
毎朝起きてすぐに日焼け止め塗ってってしてればいいんでしょうけど、
朝の忙しい時間帯に、なかなか念入りなケアって難しいです。
でも、5月からの紫外線って恐ろしい。
簡単な紫外線ケアの方法はないの?恐ろしいってどれほどなのさ?についてです。
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5月からは紫外線ケア必須月間!簡単にできるUVケアで乗り切ろう
紫外線には、「UV-A」と「UV-B」があります。
「UV-A」の特徴
・肌の奥、真皮まで到達する
・地表に届く紫外線の約95%をしめる
・肌老化(シミ、しわ、たるみ)の原因になる
・窓ガラスを通して屋内でも影響がある
「UV-B」の特徴
・表皮までしか到達しない
・全ての紫外線量の約5%をしめる
・日焼け(赤くなってヒリヒリ)の原因になる
・しみ、そばかすの原因になる
「UV-A」への効果を示すのが「PA」通常、「+」の数によって表されます。
「UV-B」への効果を示すのが「SPF」通常、数字によって効果の強さが表されます。
さて、こんなふうにどちらにしても肌トラブルの原因になる紫外線。
紫外線の怖さは、肌の老化をものすごく早めてしまうことになります。
じゃあ、今は紫外線はどれくらいなの?と。
☆豆知識☆
SPFは、赤くなってひりひりする前での時間を示します。
例えば「SPF20」であれば、ひりひりまでの時間を約20倍にしてくれるということ。
紫外線量の年間推移。対処しないとヤバイのは
こちらは日本ロレアルのHPから画像をお借りしたものです。
見ると分かるように、「UV-A」は5月から急に量が多くなっています。
「UV-A」っていうと、肌の真皮まで届いちゃうほうのやつです。
「日焼け対策しなきゃ!」と思うのは夏にさしかかった時期が多いですが、
一番気をつけなきゃいけないのは5月からの数ヶ月間なんですね。
とはいうものの、紫外線の量って一年間を通してわりと多い。
結果的には「一年中対策しろよ」って話なんですが、とにかくは、ちょっと暖かくなり始めた時期。
ここからは、本腰入れてUVケアにのりださなくちゃです。
雨でも曇でも対策しよう
上の表を見ると、UV-Aは6月にもとても多いことがわかります。
梅雨で晴れる日が少ないのに?
紫外線の量って、太陽の日差しや眩しさで判断してしまいがちですが、
雨でも曇りでも、関係なく降り注ぎます。
日陰にいれば大丈夫?
夏場の公園に子どもの付き添いで行って、
(´・ω・`)「ずっと日陰にいるから紫外線対策はいいや」
ここで忘れてはいけないのが、紫外線は反射するってことです。
紫外線には、地表までまっすぐに届く「直射光」と
空気中で四方八方に広がってから地表に届く「散乱光」があります。
日陰にいると直射光は防げるかもですが、散乱光は防ぐことができず。
どれだけ日に当たらないからといっても、紫外線対策は必要です。
面倒くさくないUV対策は?ポイントはその日に合った紫外線対策
やらなきゃダメと言っても、一年中はなかなか大変。
うっかり忘れちゃうこともあるし、まいっかって思っちゃうこともある。
できるだけ手間を省いて紫外線対策をするためには、
「その日に合った紫外線対策」というのが一番楽チンでしかも、肌のためかなと思います。
というのも、日焼け止めは少なからず肌への刺激が強いからですね。
必要以上に強い紫外線対策は、肌を痛める原因にもなります。
日焼け対策は必要。
しかし、その日の状況に合わせた対策をするってのがまず、
きれいな肌を保つためのポイントであり、楽チンってことです。
まずは基本のUVケアの方法
日焼け止めは、適量を使わなければ効果が激減します。
顔全体に塗ったら、一番シミができやすい頬骨のあたりに重ね付けを。
そのあとにファンデーションを重ねると、より確実に対策できます。
ファンデーションの粉は、紫外線散乱剤に似ています。
ちょっとした外出であれば、ファンデーションで対応できることも。
日焼け止め化粧品はどうだ?
夏が近くなると販売され始める「日焼け止め化粧品」
化粧下地に日焼け止め成分が入ってる、みたいなやつですね。
日焼け止め化粧品だけを塗るならば、
パウダーファンデーションだけを塗るほうが、シミになることは少ないようです。
引用:『正しいスキンケア事典』岡部美代治共著
もし日焼け止め化粧品だけにするなら、しっかりと塗る。
できればファンデを使ったほうがいいよ、という話。
日常生活レベルの紫外線対策に必要なのは
アウトドアなどに行くわけでもなく、本当に普通の日常生活をする1日の場合。
必要と言われているのは、「SPF20 PA++」
これは日焼け止め的にはそこまで強いほうではありません。
このレベルであれば、ファンデーションに含まれていることもあります。
皮膚科医の吉木伸子さんが以前著作にて
日常使いならUVケアはファンデーションで充分
ということを言ってましたが、ここに当てはまるかなと思います。
念入りな紫外線対策が必要なとき
特に念入りに対策したいときの目安は「SPF50 PA+++」
敏感肌の場合は少し弱めに「SPF30 PA+++」
この場合は、日焼け止めとファンデーションやパウダーを併用したほうがいいかもです。
で、それってどんなとき?という。
アウトドアに行くとき
夏の海やキャンプや山登り、冬でも雪山など。
こんな場所に行くときは、効果の強いUVケアが必要です。
刺激が強いので、このレベルの日焼け止めを普段使うのは控えます。
生理前
「そうなの?!」という感じだったんですが、
生理前って黄体ホルモンが増えます。
≫≫なぜ生理前は肌がボロボロになる?原因はあの女性ホルモンだった
応対ホルモンは紫外線感受性を高めるので、
この時期は日焼けしやすくなります。
引用:『正しいエイジングケア事典』吉木伸子共著
妊娠中やピルを飲んでいる場合も同じ状態になるので、
念入りな対策が必要です。
肌が荒れやすい時期なので、刺激が強いのはイヤですけどね。
5月からの紫外線対策のまとめ
・ファンデーションを塗るようにする
・日焼け止めはその日に応じたものを使う
・日常生活ではファンデOR効果の弱い日焼け止め
・念入りにしなきゃなときは、日焼け止め+ファンデ
紫外線対策が必要な時期はなかなか長いですが、
これも数年後の自分の肌をきれいに保つためのひと手間です。
とりあえず「毎日ファンデ」からがんばってみるのもいいかもですね。
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