1日の終わりに、お風呂に入ってメイクを落として洗顔してスッキリ!
なんてことはない、普通のバスタイムの風景ですがこれはちょっとNGです。
スキンケア化粧品はきちんと選んで、なんなら定期的にエステに行ったりもしてる。
(´・ω・`)「だけど洗顔はお風呂でやっちゃうよ」
これはすっごくもったいなすぎる生活習慣です。
お風呂で洗顔はできるだけやめておいたほうが無難。
その理由と、じゃあどうするのがいいのか?って話です。
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お風呂の湯温は肌には高温!乾燥する理由と風呂前洗顔のこと
水よりもお湯のほうが、肌の水分を取っていってしまう。
これ、よく言われていることですよね。
お皿を洗うときだって、お湯のほうが気持ちいいけど手の乾燥は進んでしまう。
顔を洗うときの水の温度を「ぬるま湯」「夏場の水くらいの温度」と表現するのもそのためで、
お湯で顔を洗ってしまうと、必要以上の油分を肌から奪い去ってしまいます。
┐(´д`)┌「そんなこと知ってるよー」
そうなんです!
私もそんなこと知ってるよーだったんですが、朝はともかくとして夜の洗顔。
お風呂に入ると同時に、お風呂のお湯で洗っていませんか?
体を流す温度と同じ熱さのシャワーで、顔を流していませんか?
「顔を洗うときはぬるま湯で」それを知っていても、なんとなくやっている日常行為。
そのままでいると、乾燥や小じわの原因になっちゃうかもです。
洗顔のときに温度に気をつけたい理由
肌は何層にも重なってできていますが、全ての厚さはわずか数ミリ。
その中で、肌の水分を保持して弾力を持たせてっていうことをしてくれてます。
肌の水分を守っているのは、肌の表面にほど近い角質層という部分。
この中で、主にセラミドという成分が水分を挟み込むようにして、
肌の外に逃げ出さないように捕まえてくれています。
角質層の中を、もっともっと拡大したのが上の図。
分かりやすいように単純に「セラミド」とだけ表記していますが、
サンドイッチされている水分に関しては、蒸発することはありません。
肌の水分保持に必要なのは「水分そのもの」ではなく「水分を保持する成分」だってことで。
≫≫肌の水分不足を治すにはセラミド!それってなんで?30代からのうるおい対策
さて、ではなぜお風呂のお湯の温度で洗顔してしまうとダメなのか?というと。
熱めのお湯は、皮膚の保湿成分(「セラミド」など)を流出させてしまい、肌が乾燥する原因に。
熱めのお湯は、油分を落としやすくなるのでメイクは落としやすい一方で、
肌に必要な最低限の皮脂や、水分を保持するために必要な成分まで取ってしまいます。
乾燥した肌は小じわを作る原因にも
目元にある細かいちりめんジワ。
薄く浅くあるこのシワの原因は乾燥です。
「たった一回の夜のお湯洗顔」でも、毎日積み重なれば1年で365回の洗顔です。
じわじわと刻まれていくしわ、できれば想像したくないシロモノです。
夜の洗顔はいつする?お風呂前までにすませておこう
夜の洗顔はお風呂に入るまでにすませておくのがおすすめ。
メイクのままお風呂に入っちゃうと、どうしてもそのままお風呂で洗いたくなりますもんね。
人肌程度のぬるま湯で、ていねいに洗い流していきます。
引用:『正しいスキンケア事典』吉木伸子共著
とあるように、温度は36度前後くらいがちょうどいいです。
冬はちょっと冷たく感じることもあるかもですが、ガマン。
洗顔後のお風呂でも、できるだけ顔にお湯がかからないのが望ましいですが、
髪や体を洗っているとどうしても顔にかかります。
万全を期したい場合は、なんでもいいのでクリームを塗ってからお風呂に。
実はこのやり方、エステティシャンの方に教えてもらった方法でもあるんです。
( ー`дー´)「肌はとっても弱いので、お風呂の中で水分を取られるだけでも大ダメージ!」
( ー`дー´)「防止するためには、少量でもクリームを塗ってから入浴!」
肌は弱い。年を取るとともにより一層大事にしないといけない
20代前半の頃は「このくらい大丈夫!」な肌だったのが、
30代に突入して中盤を過ぎるあたりから「あれ?大丈夫じゃない!」に変わってきます。
急に衰えを感じ始めたり、少しのことで肌トラブルになってしまったり。
私も年を取るたびに実感しますが、肌は本当に弱い。
「肌本来の力は強い」としても、いたわり続けてあげないといつでも弱くなっちゃいます。
ほんの少しのことではあるけど、お風呂の洗顔「するかしないか」だけでも
来年の乾燥や、半年後の目尻のちりめんジワ数が違ってくることもあるはず。
スキンケアは「今の肌」ももちろん大事だけど、将来に向かって肌をケアするもの。
顔の洗い方でケアをしたら、スキンケア化粧品も選んでみてくださいね。
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