「糖質オフダイエット」というのが一時期流行っていました。
「糖質オフ」というと「炭水化物を抜く」と考えがちですが、
炭水化物は人間の脳や体にとっての、主要なエネルギー源です。
綺麗な肌を作るための食事には、その栄養素の働きを知ることが一番!
毎日食べている炭水化物のこと、少しだけ詳しく知ってみましょう。
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きれいになるための食事、炭水化物は悪いものじゃない
炭水化物には体内で消化されてエネルギーになる「糖質」と
体内で消化されずに排出される「食物繊維」があります。
糖質はブドウ糖に変換されて、吸収されるとすぐにエネルギーになります。
よくスポーツをする人が疲れるとブドウ糖を摂取しますよね。
それはすぐにエネルギーに変わってくれるから。
食物繊維はこちらの記事でも紹介していますが、
腸内環境を整え、不要な老廃物を排出する作用があります。
では、炭水化物が不足していると、人間の体はどうなってしまうのでしょうか。
日常的に活動する量に対して炭水化物が不足すると、
まず最初にエネルギー不足になってしまいます。
疲れやすく、少し歩いただけで息切れがしたり、階段の登り降りだけで辛くなる。
そして糖質と食物繊維が不足することで体内の乳酸菌が減ってしまうと言われています。
この乳酸菌、美肌効果とダイエット効果を兼ね備えているもの。
結果的に、太りやすい体質を生み出してしまいます。
炭水化物のとりすぎもやっぱりダメ。糖質は「適度に」がポイント
不足するとダメだけど、摂り過ぎてしまうのもダメ。
なかなかバランスが難しい炭水化物。の中でも糖質は特に摂り過ぎ注意。
糖質は腸内細菌のごちそうです。
この腸内で行われているのは、きれいな肌と髪を作る栄養素を吸収すること。
つまり糖質がなければ、美肌と美髪は生まれにくくなるんです。
ただし炭水化物を食べ過ぎてしまうと、エネルギーとして使われなかった糖分が
中性脂肪として体内に溜まっていきます。
そして糖質とたんぱく質が結びつくと、糖化の原因にも。
糖化は、肌の弾力に欠かせないコラーゲンを焦げつかせて、
シワやくすみ、たるみのような肌老化を加速してしまいます。
炭水化物は太る?太らないための食事の方法
食べなかったら太りやすい体質になるの?!
でも、食べても太るっていうイメージがあるんですけど…
どういうふうに食事をしたらいいんだろう(´・ω・`)
炭水化物には太りやすいものと太りにくいものがあります。
ザックリとですが、
「白いもの」は血糖値をあげやすく太りやすい。
「茶色いもの」は血糖値が上がりにくいので太りにくい。
「白いもの」の代表例は、小麦粉や精白米、白砂糖など。
「茶色いもの」の代表例は、玄米やイモ類、三温糖など。
例えば、普段使っている砂糖が上白糖なら、三温糖に変えてみる。
精白米を食べているなら、玄米とまではいかなくても5分つきや3分つきにしてみる。
美容のことをきちんと考えるなら、
炭水化物は「抜く」のではなく、「選ぶ」が正しい方法です。
血糖値の急上昇を防ぐことは、糖化の症状を引き起こしにくくしてくれます。
炭水化物を多く含む食品は?
では炭水化物を多く含む、代表的な食品をあげてみましょう。
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炭水化物は悪者ではなく、適量をとること、選ぶことが大切です。
毎食食べる栄養素なので、少しづつ意識してみてください^^
他の美肌のための栄養素はこちらからどうぞ。
→→アミノ酸スコアって何?美肌のための食事にはたんぱく質が必要な理由
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