「できてしまったシワは、水分を与えれば改善される。」
「うるおいがある肌にはシワはできない。」
なるほど、言われてみればそんな気がします。
でもでも、それってホント?
そりゃあそうでしょ。
乾燥した肌にはシワはできやすいと思うし。
ぷるぷるした肌には、シワはできないって!
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そう思う気持ちも、確かにすっごく良くわかりますが…。
シワの原因は水分が足りていないからではなく、
コラーゲンの減少によるもの。
この図で言うと、基底層の下。
肌の表皮を支えている真皮の部分にコラーゲンが。
そのコラーゲンが減少してしまうと、支えをなくした肌はどうなるでしょう。
……
……
そう、肌がヘタっちゃうんですね。
イメージとしては、夜寝るベッドのスプリング。
ビヨーンとなっているアレです。
コラーゲンはスプリング。
スプリングがなくなると、ベッドもクタッとへこんじゃいますよね。
それが肌で言うシワ。
シワを減らしたい、予防したいと思うのであれば、
注目すべきなのは水分ではなくコラーゲンの減少です。
コラーゲンについて少しおさらい。
シワ対策のキモ?!コラーゲンの特徴とは?
コラーゲンについては前にも少し紹介したので
そちらも良ければ参考にしてみてください。
肌のコラーゲンを維持する女性ホルモンは
30代から少しづつ減っていき、閉経とともに急減。
それ以降は、どれだけコラーゲンを摂取してもコラーゲンは増えません。
コラーゲンを作る材料になっているアミノ酸を飲んでも同じ。
生産する力がなくなってしまうから。
そして元々コラーゲンは、
食べたり飲んだりしても体内にとどまってくれるわけではありません。
そしてコラーゲンの分子は大きいので、
肌に直接塗っても肌の奥まで浸透することはありません。
食べても飲んでも塗ってもダメなら、どうしようもないじゃない。
シワ対策はわかっても対処できないなら意味ないし。
コラーゲンは飲んでも塗っても意味がない。
だから肌に必要なのは
コラーゲンを増やす働きのある成分を取り入れること。
じゃあ、コラーゲンを増やす働きのある成分って
どういうものがあるのでしょうか?
コラーゲンを増やす働きがある成分
コラーゲンを増やす働きがある成分は大きく3つ。
ビタミンC誘導体
ビタミンCを肌に吸収されやすい形にしたもの。
クリームや乳液の状態で使うよりも、化粧水で使うのがおすすめ。
これは、水に配合したほうが安定しやすいためです。
「リン酸アスコルビル」や「パルチミン酸アスコルビル3Na(APPS)」は
浸透力が高く、なおおすすめです。
朝晩のお手入れ時に使うのが基本的ですが、
美顔器などを使っても効果は高め。
効果的にビタミンC誘導体を取り入れる方法はこちらからどうぞ。
→→
ナイアシン(ビタミンB3)
水溶性のビタミンの一種。
ビタミンC誘導体よりも低刺激なのが特徴です。
水溶性なので化粧水などで使うのがおすすめです。
「ビタミンC誘導体」と「ナイアシン」については、
こちらでも紹介しています。
つまりシワ対策のこの成分、これにも役に立つということ^^
レチノール
ビタミンAの一種で、元々人間の体内にあるもの。
コラーゲンを増やす作用があることで有名な成分です。
化粧品にも、レチノールを使った商品が多くありますね。
目元の小じわや、比較的浅いシワには効果的。
効果が高い反面、やや刺激が高め。
顔が赤くなったりカサカサしてしまったり、という方も。
敏感肌の方は注意が必要です。
レチノール化粧品はこちらからどうぞ。
→→
30代からのコラーゲンを増やす方法
まずはコラーゲンを増やす働きのある化粧品を使うこと。
代表的な成分を確認して、
自分の肌に合った化粧品を見つけてみましょう^^
コラーゲンを増やす化粧品はこちらからどうぞ。
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