美容にはバランスの良い食事、特に野菜を食べよう!と言われてますよね。
ただ、「野菜のどこの部分を食べるのが美容に良いのか?」って、
なかなか教えてくれる情報って少ないです。
さて、体に良い栄養素は美肌にもつながってる栄養素!
一番栄養の濃い部分を逃さずに食べて、効率よく美肌ゲットしましょう。
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野菜の栄養分が一番高いのは生長点。それってどこ?
野菜の中で最も栄養が濃い部分が「生長点」と呼ばれる部分。
「生長点」と記載されることもあれば、「成長点」と記載されていることも。
どちらも間違ってはいないようですが、成長点/生長点とは、
植物の根や先端部にあり、特に細胞分裂の盛んなところ。
つまりどこなのよ?というと、例えばニンジン。
このヘタの部分が生長点です。
生長点というのは、成長しようという作用が強く働く部分で、
・水に入れておくと芽が出てくる
・生ゴミとして捨てていたのに伸びている
という、生命力のかなり大きな部分なんですね。
そしてここにこそ、野菜の栄養素がギュッとたっぷり詰まっているという。
生長点に含まれている栄養はどのくらい?
野菜売り場に並び始めた「スプラウト」は、
発芽して一週間ほどの盛んに生長している野菜のことで、
ビタミンやミネラル、ファイトケミカルなどの宝庫です。
こちらは「スプラウト」に関しての記述ですが、
野菜の生長点には特に、ビタミン、ミネラル、ファイトケミカルが豊富であると言われています。
ビタミン
言わずと知れた、美容にも健康にも良い栄養素。
≫≫ビタミンが肌に良い理由。あの美容成分も実はビタミンだった
人間が行きていく上で必要な栄養素であり、5大栄養素の1つです。
ビタミンには複数種類があり(ビタミンAやビタミンBなど)一言では表せないほどの効果が。
一例をあげると、
・体内細胞の健全化
・免疫向上
・エイジングケア(抗酸化力など)
・脂肪燃焼 など。
ミネラル
こちらも5大栄養素の1つ。
≫≫美肌に欠かせない栄養素ミネラル。本当の効果と多く含む食品は
ミネラルは歯や骨の原料にもなっている栄養素で
・新陳代謝機能アップ
・全身に酸素を送るヘモグロビンやホルモン、コラーゲンの生成
という効果があると言われています。
美肌のためにもぜひ摂取したい栄養素ではあるものの、
日本人は全体的にミネラル不足の傾向があるという。
洋食よりも和食のほうが、よりミネラル不足になりにくいです。
ファイトケミカル
“ファイトケミカル”とは、野菜、果物、豆類、芋類、海藻、お茶やハーブなど、
植物性食品の色素や香り、アクなどの成分から発見された化学物質です。
現在約1500種あると言われているファイトケミカル、
抗酸化作用や免疫向上機能があると言われています。
中でも注目したいのは、抗酸化作用!
これ、肌老化の原因になる酸化に対抗してくれる作用です。
野菜の生長点が多く含まれている場所はどこ?
さて、野菜の生長点にはその野菜の中で最も栄養分が多い場所であり、
「どうせ食べるなら生長点食べなきゃ損でしょ!」という部分。
でももちろん、野菜の種類によって生長点って違うわけですよね。
代表的な野菜をまとめてみました。
根菜
先ほどのニンジンと同じように、根菜の生長点は葉っぱが出てる付け根のところ。
水につけておくと芽が出てくるところですね。
葉物
葉物の生長点は、根との境目のところ。
ほうれん草で言うと、少し赤みがあるところです。
新しい葉っぱが増えていく、元になってる部分ですね。
果菜類
果菜類は、トマトやナスやきゅうりなど、実の部分を食べるもの。
それでは果菜類はどうかというと、収穫した果実には生長点がありません。
実と食べる野菜は本来、本体から切り離されるもの。
種を遠くに運ぶとか、そういう理由で分離されるのが前提です。
だから生長点がないという。
あえて言うなら、種が生長点かなというお話でした。
野菜の生長点はどうやって食べる?ベジブロスでスープを作ろう
野菜の生長点を食べるときはこんなふうに。
ザクザクと芯以外のところを切っちゃって食べるんですが、
ニンジンだからやりやすいですが、食べにくい部分ってあるんですよね。
そんな場合は、ベジブロスでスープを作るのがおすすめです!
☆ベジブロスとは
普段は捨てているような、野菜の皮や芯を煮込んで作るだし汁のこと。
野菜の栄養を逃すことなく、もらうことができます。
野菜は生長点以外にも、
皮や種、皮と実の間など、食べにくい部分にも栄養がたくさん詰まってます。
健康にはもちろん、美容にいい!!
ベジブロスの作り方
作り方は簡単。必要なのは
・クズ野菜(ヘタや芯など)
・水
・料理酒少々
1、洗った野菜のくず、切れ端を鍋に入れる。
2、酒を入れる。(臭み消し)
3、弱火で20分~30分煮る。
4、ざるでこす。
参考引用:日経スタイル 『野菜くずがお宝に』
選んだ野菜によって味も変わるし、濃度の調節も可能です。
野菜だしなので、和洋中、料理を選ばないところも嬉しい。
カレーやシチューをベジブロスで作るとおいしそうです。
野菜の栄養分、効率的に摂取して損しない美肌をめざしましょう!
スキンケアでも美肌になっとく?
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