クレンジングは肌のお手入れプロセスの中で、実は一番肌に負担をかけている手順。
「肌に刺激なんて、別に大丈夫でしょ-」なんて思うことなかれ。
この「肌への刺激」って、とってもとっても肌にマイナスなんです。
肌への刺激→バリア機能を破壊してシミやシワのできやすい肌に
肌への刺激→肌細胞を破壊して大人ニキビや炎症などの肌トラブルに
でも、一日のメイクって落とさなきゃですよね。
正しいクレンジングの方法を知って、肌に優しくなりましょう。
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これがクレンジングの正しい方法!美肌を保とう
ファンデーションなどのメイクは、基本的には油性。
だから普通の洗顔料では落ちにくく、クレンジングを使います。
クレンジングでメイクの汚れが落ちる仕組みは、
1,メイクをした日の肌の上には、「角質」「メイク」「皮脂」が混在。
2,クレンジングに含まれる油性成分がメイクを浮き上がらせる。 3,界面活性剤が水と油をなじませて、メイク汚れを落とす |
こういう順序でメイク汚れが落ちていきます。
だからクレンジング剤の多くに「油性成分」と「界面活性剤」が配合されています。
この2つの配合バランスによって、クレンジング剤のタイプが分かれていきます。
乳液・クリームタイプのクレンジングの正しい方法
乳液やクリーム状になっているクレンジング剤の使い方。
これが基本となるクレンジングの正しい仕方です。
1,ヘアバンドなどで髪をしっかりと束ね、顔全体を出す。
このとき、髪の生え際まできちんと洗える状態にします。
メイク汚れが落ち切らないままにすると、
雑菌が繁殖してしまうし、毛穴も開きやすくなってしまいます。
2、清潔な手に、クレンジング剤を適量とる。
手をきちんと洗って、清潔な手にクレンジング剤をとります。
クレンジングの量をケチって少しだけにすると、かえって肌への刺激が大きくなってしまいます。
一般的には500円玉サイズのクレンジング剤。
表記がある場合は、それに従ってください。
3、優しく肌になじませる。
最初は表皮が比較的厚く、皮脂の分泌も多いTゾーンから。
顔の中心から外に向かって、肌をこすらないように優しくなじませていきます。
4、細かい部分には指の腹を使う。
小鼻や口角の隅など、細かい場所は指の腹を使って優しく。
くるくると指を動かしましょう。
このときも、こすり過ぎるのは禁物。
5,ぬるま湯で流す。
35度から36度くらいの、少しひやっとする温度で洗い流します。
このとき、全てのクレンジング成分を落とす必要はなし。
ぬるっとしたままでも問題はありません。
メイクをした日は、基本的にはダブル洗顔を。
クレンジング剤の後には洗顔料で顔を洗います。
「メイクを落とすこと」が目的のクレンジング剤はほこりや角質を落とす作用がないからです。
もちろん、「クレンジングだけでOK」というクレンジング剤なら、
ダブル洗顔の必要はないかもですね^^
クレンジングオイルを使用するときは…
クレンジングオイルのメイク落ちはとてもいいですが、
肌への刺激は強めです。
クレンジングオイルを利用するときは、乳化させるようにしましょう。
→→クレンジングオイルの正しい使い方。乳化させないと乾燥するかも
クレンジングはゆるゆると。時間をかけないのがコツ
クレンジングをすすいだ時点では、ぬるっと感が残っていても問題無いですし、
だいたい6割程度の汚れが落ちていればそれで大丈夫。
その後の洗顔で、残りの汚れは落ちてしまいます。
「すぐにメイクが落ちる」「さっと手早くクレンジング」
これってとても魅力的ではあるけど、肌への刺激はとっても大きいです。
クレンジング剤には少なからず界面活性剤が配合されていて、
それはメイクを落とすには必要なもの。
でも時間をかければかけるほどに、乾燥を助長してしまいます。
クレンジングはできるだけ手早く。
できるなら1分くらいで終わるように心がけたいところです。
ゆっくりとマッサージしながらのクレンジングを求めるなら、温熱効果があるものを選ぶとほっこりします。
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ホットクレンジングゲルのモニターを試したみた!年齢肌対策といやし効果がスゴイ
ポイントは…
●クレンジングは正しい順序で行う
●「優しく」「手早く」がメイク落としのコツ
●肌に優しいクレンジングを選ぼう
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